市では、家庭ごみ有料化の目的について、以下の4つを考えています。
1 ごみに対する意識を変え、より関心をもっていただくためのきっかけづくり
ごみ問題は、私たちにとって最も身近な環境問題です。
有料化により、市民一人ひとりがごみに対する意識を変え、より関心をもつようになるための
きっかけとなることが期待されます。
2 家庭ごみの減量(発生抑制)及び分別徹底によるリサイクルの推進
ごみを出すことには負担が伴うということを意識していただくことで、
できるだけごみになりにくい商品を選ぶ、あるいは分別・リサイクルの徹底が進むなど、
環境にやさしい消費活動へとライフスタイルの見直しが進むことが期待されます。
3 ごみ量に応じた負担の公平化
現在のごみ処理経費は主に税により賄われていますので、得られるサービスと負担の関係が
見えにくく、特に、ごみ減量の努力をされている方にとっては、その努力が負担減という
経済的メリットにつながっていないところがあります。
有料化により、ごみ量に応じた負担が生じることで、ごみを減らすことの経済的なメリットが
直接見えやすくなり、ごみ量に応じた負担の公平化とともに、
ごみ減量・リサイクルが進むことが期待されます。
4 新たな財源による、ごみ減量・リサイクルの仕組づくり
有料化により、新たな財源としてごみ処理手数料の収入が見込まれます。
この財源を用いて新たな施策を行うことで、更なるごみ減量・リサイクルが進むことが
期待されます。 |